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インバウンド(訪日客)に、ギャンブルへの印象を聞いてみた。

調査前提

  • 時期:2016年7月8日
  • 人数:29人(大阪29名)

調査項目

  • Q1. ギャンブルに興味はありますか?
  • Q2. ギャンブルをしたことはありますか?
  • Q3. (過去にギャンブルをしたことがある方へ)1日で使う平均金額は何円ですか?
  • Q4. 日本でやってみたいギャンブルはありますか?

調査データ

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今回は、訪日客に対し「ギャンブル」に関する意識調査を行いました。

日本における「カジノ解禁」に関してはまだ結論が出ていないものの、先日行われた参議院選挙の結果や東京都知事選立候補者のスタンス等が株式投資家の行動に影響を与えるなど、秋の臨時国会に向けて注目が高まっています。※2016年7月現在、日本にカジノはありません。

となると注目が集まるのは、「インバウンド」と「ギャンブル」という組み合わせ。欧米ではカジノ文化が発展していますが、中国ではマカオや海南島等、特別に認められている場所を除いて賭博が禁じられており、悪い印象を抱いている、という話もよく耳にします。

実際のところ、訪日客はギャンブルに対してどのような印象を持っているのか、調査しました。

Q1. ギャンブルに興味はありますか?

図1ギャンブルに関する興味関心は、意外にも低い結果となりました。YESと回答した国は、台湾 2名, 中国 1名, オーストラリア 1名 という結果に。

YESと回答した理由は、「お金を稼げる」「中国国内では出来ないから」「友達が行くので一緒に行く」でした。

NOと回答した理由は、「お金の無駄だと感じる」が最も多く、NOと答えた人の内、20%が回答していました。

Q2. ギャンブルをしたことはありますか?

図2一方、ギャンブル経験に関しては41%の回答者が「経験がある」と答えました。

訪日客が経験していたギャンブルは、「カジノ」が最も多く7名(54%)。次点で 宝くじ, 競馬 が2名づつ。麻雀, スロット が1名づつという結果になりました。

今回の調査は個人客が86%だった為、海外旅行に慣れている旅行者も多かったと思われます。現在は関心を持っていないものの、過去訪れた旅行先でギャンブルに触れられたのではないでしょうか。

Q3. (過去にギャンブルをしたことがある方へ)1日で使う平均金額は何円ですか?

08_table05過去ギャンブルを行った際に使った金額で、最も多かったのは1万円台。次点で1万円未満が入るなど、Q2. の仮説として得られた「試しにやってみた」という訪日客が多かったのではないかと思われます。

4万円台の1名は、「中国国内ではギャンブルが出来ないから」と回答した中国からの訪日客。こちらの訪日客は、麻雀とカジノが好きだと仰っておりました。

「10万円以上使う」と回答した1名は、こちらも中国からの訪日客でした。以前お届けした「晩ごはん調査」では、訪日中の1回の食事に費やした金額で「1万円以上」と香港からの訪日客が2名回答していましたが、富裕層の訪日客に、いかにしてファンになっていただくか、が総消費額に大きく影響を与えると感じます。

ドン・キホーテは2010年から「YOKOSO! JAPAN PASS(ようこそ!ジャパン・パス)」という訪日客向けポイントカードを配っていますし、大手百貨店では累計購入額に応じてランクが変わるような「VIPカード」制度を導入している企業も増えており、各社「自社ブランドを応援してくれるリピーター層」の形成に取り組まれています。

Q4. 日本でやってみたいギャンブルはありますか?

図3日本でやってみたいギャンブル、同率1位は「カジノ」と「パチンコ」でした。訪日客にとってパチンコは、日本で独自の進化を遂げたギャンブルというイメージを持っている方も少なくないのではないかと感じます。

私も以前、アメリカから来た留学生達に日本でやってみたいことを聞いたところ「パチンコを体験してみたい」という意見が多く挙がり、ゲームセンターでパチンコ体験に連れて行ったのですが、筐体から流れる映像や音楽の派手な演出にとても興奮し、喜んでいただいたことがありました。

続いて、競馬, 競輪, 競艇 といった公営競技もランクイン。競馬はまだしも、競輪や競艇を訪日客が知っており、「興味がある」と回答したことには驚きました。日本の伝統的な公営競技も、訪日客にとっては珍しく、訴求の仕方によっては観光資源となり得るかもしれませんね。

以上、訪日客のギャンブルに関する意識調査をお届けしました。

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