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【訪日客同行調査】スウェーデン人観光客の旅中でのつぶやきから旅先「神戸」を深層分析 。北野異人館の魅力には意外な理由があった!

今回は、弊社スタッフが海外留学生の神戸旅行に同行し、海外客からの客観的な目線で旅先「神戸」としての魅力と課題をお伝えします。今回の取材に協力してくださった留学生は、大阪大学の医学部で研究生として1学期のみ在籍しているスウェーデン人交換留学生、Nathanael Andrews(ナタナエル・アンドリューズ)さん。

弊社スタッフへの旅程依頼がきっかけで、弊社がNathan(あだ名)さんの密着取材を申し込んだ。同行した弊社のバイリンガルスタッフがNathanさんの旅中のつぶやきをもとにレポートにまとめました。

今回は、Nathanさんが「神戸牛」を理由に選んだ旅先 「神戸」。Nathanさんの神戸に対するイメージはその他になかったため、弊社は「神戸」をさらに知ってもらおうと旅程を作成しました。

スウェーデン人短期留学生、Nathanael Andrews さん

Nathanさん(あだ名)は、アメリカ人の父とスウェーデン人の母との間に産まれ、中国からの養子を含め6人家族で育ち、現在28歳。話せる言語は、スウェーデン語と英語。過去にイギリスとオランダに同様の交換留学を経験し、コピーライターである兄の顧客先である中国や台湾の渡航経験があるなど、国際経験は豊富だ。現在は、短期留学生として今年9月から大阪大学に在籍し、来年1月にはスウェーデンに帰国予定。平日は研究室にこもり、週末は関西エリア内で小旅行を楽しむライフスタイルを送っている。

調査前提

  • 調査日時:2016年11月20日
  • 調査方法:同行インタビュー(場所:神戸)

旅程

  • 神戸の中華街 「南京町」で軽い朝食を摂る
  • 「神戸港震災メモリアルパーク」で 阪神・淡路大震災 の凄まじさを知ってもらう
  • 「神戸旧居留地」「トアロード」をぶらぶら歩き、「生田神社」を拝観
  • 「神戸牛ステーキランド」で旅の目的でもある「神戸牛」を食べる
  • 「神戸布引ハーブ園」 で神戸の街を一望
  • 古風なヨーロッパの建築物が残る 「北野町」 をぶらぶら歩く
  • 「神戸市役所の展望ロビー」 から神戸港の夜景を楽しむ

神戸元町駅から神戸の中華街 「南京町」 に向かう

今回の出発地点は、神戸元町駅。まずは中華街で有名な南京町へ歩いて向かった。その道中、1873年(明治6年)に創業した神戸牛も扱っている老舗商店 「森谷商店」 で90円の牛肉コロッケを売っているのを私が見つけ、Nathanさんのために買って試してもらった。Nathanさんは、健康志向もあってか、コロッケなどの揚げ物は油っぽい( “Greasy” )と感じたようだった。

中華街 「南京町」:インバウンド客で長蛇の列を作る店を発見

神戸元町駅から徒歩5分で南京町に到着。「長安門」という文字が書かれた門を潜れば、道の両脇には中華料理を売る店が多数。中でも私達の目を引いた店は、1915年(大正4年)から続く元祖豚饅頭の店として知られる「老祥記」。店員によれば、土日は少なくても30分は並ぶほどの行列ができるという。中には、スーツケーツをかかえたインバウンド客らしき旅行者も多数発見。

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中華街で「日本っぽい」食べ物を探す

当初の旅程では、「南京町」 で朝食を摂る予定だったが、朝食は軽く家で済ませてしまったNathanさんは中華街で1品だけ試したいと言い、店先に並んでいる食べ物を吟味。5分ほど歩いて後、Nathanさんが 「日本っぽい」 食べ物という理由で選んだのは、「揚げ餅」だった。Nathanさんは、タピオカドリンクを真新しく眺めており、私にどの国からの飲み物か聞く場面があった。私が「台湾」で人気の飲み物だと答えると、日本滞在中はなるべく日本の食べ物を試したいと言い、Nathanさんの目に止まった「日本っぽい」食べ物は「揚げ餅」だった。 中国への渡航経験があるNathanさんは日本に来てまで中国料理を食べることに興味を示さなかった。Nathanさんが「揚げ餅」を食べ終えた後、すぐに次の目的地「神戸港震災メモリアルパーク」に向かった。

「くまモン」は海外では悪者として人気?理由は、英語でも語呂合わせになっているという説も。

少々迷いながら、神戸港震災メモリアルパークに向かって歩いていると、洋菓子屋の店先に置かれた熊本県のご当地キャラ「くまモン」の看板をNathanさんは発見。日本では、「くまモン」は熊本県の語呂合わせ( “pun” )で覚えやすいキャラクターなのだが、なんと熊本県を知らないNathanさんも「くまモン」は知っていた。どこで知ったのかと私が聞くと、Nathanさんは「くまモン」はネット上で悪者扱いされてウケているという。アメリカ同時多発テロで被災した世界貿易ビルなどの世界の大惨事をバックにし、「なんでこんなことをするのか?もちろん偉大なるサタン様の為に」( “WHY? FOR THE GLORY OF SATAN OF COURSE!” )というキャッチフレーズと共に「くまモン」が載っている写真を見せてくれた。日本の地域情報を届けるポータルサイト「Jタウンネット」の投稿によれば、「くまモン」が悪者扱いされている理由の一つに、「くまモン」は英語で悪鬼という意味のデーモン( “Demon” )を連想させるそうだ。

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フィッシュ・ダンス:「神戸港のメリケンパーク」の入り口の目印

南京町から引き続き神戸港へ向かって歩いていると、フィッシュ・ダンスと呼ばれる神戸港のメリケンパークに建つ大きな鯉のオブジェが見えてくる。これが神戸港震災メモリアルパークの入り口の目印だ。

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神戸港震災メモリアルパーク:地震の凄まじさをひと目で体感

2011年3月11日に発生した「東日本大震災」は地震による日本の大惨事として世界的にも大々的に報道されたように、日本の自然災害として「地震」はよく知られているのではないでしょうか?Nathanさんにも大地震の爪痕を実際に目で見て感じてもらうために、21年前の1995年1月17日に起きた「阪神・淡路大震災」で被災したメリケン波止場の一部が修繕されず残っている「神戸港震災メモリアルパーク」を訪ねることにしました。スウェーデンでは地震が起こることが滅多にないようで、Nathanさんは大地震の凄まじさを目で実際に見て、畏敬の念( “awe-inspring” )を感じていた。21年前の出来事だからか、ここを訪ねる前はNathanさんは「阪神・淡路大震災」を知らなかったという。数枚の写真を撮った後、トアロードを歩きながら生田神社に向かった。

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トアロード:「ヴィレッジヴァンガード」の遊び心がある商品に興味深々

神戸湾付近の懐古的な西洋建築の建物が並ぶ外国人旧居留地から外国人住宅地としてかつて栄えていた北野町までを結ぶトアロードは、現在ではカジュアルなファッションの発信地としても有名だ。多数の店が並ぶ中、Nathanさんの目を引いたのは、趣向性が高い商品を扱う雑貨店 「ヴィレッジヴァンガード」 だった。店先の看板に書かれた “Exciting Book Store” という文字がNathanさんの興味をそそり入店した。店内の商品にも興味深々だった。

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お土産には一風変わった「日本っぽい」デザインが好まれる

Nathanさんはスウェーデンの家族や友人へのお土産に一風変わったオタクっぽい( “nerdy” )な商品を探していた。なんと店内にかかっていた音楽はスウェーデン歌手の曲で日本で自国の曲が聴けると不思議な気分になったという。Nathanさんによれば、スウェーデンでの日本に対する印象は自然の豊かさや境内が綺麗な寺院などの静寂した美しさがある一方、オタク文化などのクレジーさもあり、極端な二面性を感じているという。お土産には話のネタにもなるオタクっぽいデザインがあるものを探していた。Nathanさんは動物キャラのマグカップを見ている場面があり、パンダは中国を代表する動物なので、日本猿などの日本をイメージさせる動物だったら買ったかもしれないと語った。結局、何も買わずに店を後にしたが、この店を年末に訪日する母と妹に勧めるそうだ。

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生田神社:たまたま目撃した和風ウェディングをビデオに撮る

トアロードから神戸三ノ宮駅方面に向かい、生田神社に到着。着くや否や、和服に身をまとった新郎新婦が神社の境内に入場する場面に遭遇できた。私が日本の伝統的な結婚式の服装だと語ると、Nathanさんは興味深々にビデオを撮っていた。旅中の偶然な出来事にとても満足だったようだ。新郎新婦の行進が終わると、境内を後にし、神戸三ノ宮駅付近の「ステーキランド神戸」で昼食を摂ることにした。

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「神戸牛ステーキランド」:インバウンド客で長蛇の列に

午後12時30分頃、「ステーキランド神戸」に到着すると、ランチ時間の真っ只中だからか、長蛇の列になっていた。「神戸牛」 は今回の旅の目的なので、他の食べ物には興味がないという。店員から少なくても1時間待ちと聞くやいなや、Nathanさんは他の神戸牛ステーキ屋に行きたいようだった。私が調べていた他店は満席、もしくは「ステーキランド神戸」 よりも値段設定が高くなっていたので、仕方なく列に並ぶことにした。行列客からは、英語、中国語, タイ語 などが聞こえた。手頃な値段で神戸牛が食べられるからか、インバウンド客が多数という印象だった。

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Nathanさん、店内で一番安い「神戸牛」ステーキランチを選択

1時間ほどの待ち時間を経て、店内に入ると鉄板が目の前に見える席に誘導された。「神戸牛」 を使ったランチメニューの中で、3,180円(税込)で提供されている 「神戸牛ステーキランチ・150グラム」は最も安いメニューだった。Nathanさんは迷わずこのメニューをチョイス。席からは、目の前で鉄板で肉が焼かれてる音が聞こえ、待っている間にも食欲をそそる。

隣席のインバウンド客から店員に携帯電話の充電を依頼

私達の両隣のお客はインバウンド客でした。横に座っていた中華系だと思われるレストラン客からは携帯電話の充電を店員に英語で依頼していて、店員とお客との間で意思疎通ができていない場面があった。私が通訳に入り、レストラン側が携帯電話の充電を受け付けていない旨を代弁すると、そのお客様は素直に受け入れた。日本での言語の壁を感じるインバウンド客にとって、旅中で情報機器が使えなくなるのは心配だ。携帯電話を充電できる施設などがもっと多くあれば重宝されるだろうなと感じた。

期待していた「神戸牛」ステーキのお味はいかに?

気を長くして待っていると、シェフが私達に出されるステーキ肉を目の前で焼き始めた。調理はものの5分程で終わり、一緒に調理された もやし, チンゲン菜, ニンニク も添えて、ご飯と共に食べた。Nathanさんは、「神戸牛」を食べることは日本に来てしたかったこと( “Bucket List” )だからか、目の前にする「神戸牛」に満面の笑みを浮かべる。しかし、食べ始めると無言で、私は店内で味がどうだったか聞くのをためらった。会計後に、Nathanさんの本音を聞こうと、味について質問すると、「神戸牛」の味はNathanさんが予想していなかった味だったという。Nathanさんがイメージする「神戸牛」を含めた「和牛」は赤み( “red meat” )ではなく霜降り( “marbled meat” )だった。つまり「神戸牛=霜降り和牛」のイメージがあったという。レストランの英語メニューで肉のグレードについて詳細に記載されていれば、インバウンド客の誤解を生む可能性が低くなるのではないかと感じました。ただ、Nathanさんは赤みにしてはとても美味しかったようだ。

補足:ちなみに、CNNによれば、元NBAバスケットボール選手の Kobe Bryant(コービー・ブライアント)の両親が神戸牛を食べた際に感動し、息子の名前をKobeと名付けた。発音は、神戸(こうべ)ではなく、アメリカ風に「コービー」という。

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海外観光客向けのクーポンブックで神戸の主要観光地が格安で楽しめる

次に向かったのは、世界最大の旅行口コミサイト 「トリップアドバイザー」 で神戸観光地ランキングで1位の 「神戸布引ハーブ園」。外国人観光客を対象に神戸の主要観光地への入場料が割引になるクーポンブック “Kobe Welcome Coupon” を利用すれば、「神戸布引ハーブ園」の入場料は20%オフになる。そのクーポンブックは、JR三ノ宮駅の構内にある神戸市総合インフォメーションセンターにて配布されているため、Nathanさんと共に一旦、JR三ノ宮駅に向かった。

食後のデザートとして初めて「どら焼き」を試す

NathanさんはJR三ノ宮駅の構内に入るとある店に目が留まった。ベルギーワッフルの有名店「メリケン」。洋菓子も美味しそうに見えたが、Nathanさんはその横の和菓子店「エキマルスイーツ」も気になった。店頭に置かれていた甘栗入りのどら焼きを購入した。どら焼きの中身である餡子は食べたことがなかったので少々ためらったが、外見がパンケーキのように見えるため買うのに抵抗は感じなかったという。初めて食べた餡子の感想はさつまいものピューレのようなデンプン質が強い食感( “Starchy” )で、パンケーキにかけるメープルシロップよりは甘くなく、可も不可もない味。どら焼きに入っていた甘栗の甘さは気に入ったようだった。

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神戸布引ハーブ園:ロープウェイの乗車券を片道だけ購入すると店員に驚かれた

神戸布引ハーブ園の頂上に向かうロープウェイの乗り場までは最寄り駅の新神戸駅から徒歩5分ほどで着いた。ロープウェイの料金は、片道900円(クーポン割引後:760円)、往復1,400円(クーポン割引後:1,120円)だった。往復の方が料金が高いのと1.5キロほどある帰り道は歩こうと決め、片道チケットを頼んだら店員に驚かれていた。店員によれば、往復チケットを買う客が多いようだったが、Nathanさんは帰り道の景色を歩いて楽しめないのはもったいないと言い、逆に店員のアドバイスが理解出来ないようだった。結局、片道チケットを買い、店員が往復チケットを買うことを強く勧めたことが心配になりながら、ロープウェイに乗った。

Nathanさん、神戸の街が一望できるスポットに大満足

ロープウェイからの景色は、山側が黄色や赤の葉っぱの木々が多い秋景色が綺麗で、海側の神戸港が一望できた。頂上に着くとドイツをテーマにしたソーセージなどの軽食やビールを売っている売店やハーブをコンセプトにしたお土産屋があった。Nathanさんは、防波堤や高層ビルなどを指差し、日本独特のスカイラインが一望できてご満悦の様子だった。数枚写真を撮った後、私達は道を下り始めた。

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スウェーデン人は温泉に裸で入っても恥ずかしくない?

ハーブ園の頂上から下っている途中でグラスハウスという建物があり、施設の中には温室の植物が育てられていた。グラスハウスを抜けるとテラスと繋がっており、そこでは足湯を楽しみながら神戸を一望できるスポットがある。足湯は無料だがタオルは100円で販売されている。すでに並んでいる客がいたことやタイトなズボンを履いていたので、Nathanさんは足湯を試さなかった。私が温泉に裸で入湯することが恥ずかしいと思う海外客にとって足湯は温泉を楽しむ良い案なのではないか私が聞くと、スウェーデンではサウナで裸になることもあり、Nathanさんも裸で温泉に入ることに抵抗はないという。「西洋人は裸になるのが恥ずかしい」という私の固定観念が覆された。

紅葉が見頃のピークだった週末でもあり、テラスの近くの木々の紅葉は綺麗で、Nathanさんも自撮りを楽しんでいた。

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スウェーデンでは滝を見る機会はなく、日本に来てから滝が好きになった。

グラスハウスからさらに下るとロープウェイの中間駅が見え、植えられた花や植物で手入れされた道はそこで終わり、ロープウェイの麓に戻るには公道に出なくてはならなかった。店員が片道チケットを買った私達に驚いた理由が分かった。公道に出ると一気にひと気がなくなり、坂は急になった。Nathanさんは逆に日本の自然の中を2人だけで歩くほうが楽しいと肯定的に捉えていた。坂を下っている途中で、乳母車を押しながら頂上を目指す中国からの家族客に遭遇したこと以外は誰にも会うことはなかった。ロープウェイの麓付近まで来ると「日本の滝百選」にも選ばれた布引の滝がある。スウェーデンとノルウェーの国境付近には滝はあるがストックホルムで育ったNathanさんにとっては、滝を見る機会はあまりなかったという。以前に大阪の箕面滝を見に行ったことがあり、日本に来てから滝を見に行くのが好きになった。

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スウェーデン出身のNathanさんでも、ヨーロッパ色が強い北野町は日本独特だと思ったのは意外な理由だった!

布引の滝から少し下ると新神戸駅に戻る。周りが少しずつ暗くなったが、西洋風の建物で有名な北野町の町並みを見ながら三ノ宮まで歩くことにした。Nathanさんは日本に来てまで西洋風の建物を見ても特に感動することはないのではないかと思い、北野町は今回の旅程で重要視しなかった。インタネット上で比較的人気だった「うろこの家」 と 「風見鶏の館」 だけを見る予定だった。しかし、予想に反して、Nathanさんは満足げに「懐古的なヨーロッパ風の建築物」「ヨーロッパの様々な国からの建築物が集まった場所が見たことがない」と言い、今のヨーロッパにはないユニークな雰囲気だったそうだ。「うろこの家」に行く途中に「デンマーク館」と「オランダ館」が見え、スウェーデン出身のNathanさんにとって親近感が湧いたようだ。次にヨーロッパからのお客様を案内するときには、北野町をゆっくり回りながら朝食を食べる旅程を作ったほうが良いのではないかと私は感じました。

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市役所で夜景が一望できるのは独特

最後に神戸の夜景を見てもらおうと神戸市役所の展望ロビーに向かった。市役所の24階に上がると無料で神戸湾の夜景が楽しめる。なんと、神戸市役所の展望ロビーは「トリップアドバイザー」の神戸観光地ランキングで3位になっており、夜景スポットとして有名だ。Nathanさんは、タワー展望台などの有料施設ではなく、公共施設である市役所が夜景スポットとして知られているのはユニークだと言い、神戸湾の夜景を眺めていた。

写真や英語表記のないメニューだと、店に入るハードルが高くなる

夕食はJR三ノ宮駅付近の海鮮レストランに入り、Nathanさんは暖かい物が食べたいということで、海鮮チゲのスープをオーダー。メニューはすべて日本語表記で私が通訳した。Nathanさんは日本語のみのメニューだと店に入るのが不安で一人では入らないという。Nathanさんは、チェーン店ではなく、個人店で日本のローカル食が食べたいが言語の壁を理由に入店しないという。

Nathanさんと共に電車で大阪に戻る道中、Nathanさんはハーブ園の頂上から三ノ宮駅まで歩いたことにより疲れた様子だったが、1日でいろんな場所が回れたので大満足だったようだ。

一番思い出に残った観光地:「神戸布引ハーブ園」

後日、Nathanさんに一番思い出に残った観光地を尋ねたところ、悩みながらも「神戸布引ハーブ園」と答え、トリップアドバイザーのランキングで1位であることを証明する結果となった。一番に選んだ理由は、「神戸市内よりも人混みが少ないこと」と「綺麗な景色を見るのが好きで神戸のスカイラインを一望できたこと」だった。

以上、訪日個人旅行者(FIT)同行インタビューをお届けしました。

Nathanさんが神戸旅行の道中で撮った写真をスライド形式に以下のようにまとめました。訪日客の写真を分析することで観光地のどの場所に注目しているのかヒントを得られるのではないでしょうか?

次週は、Nathanさんが京都に紅葉を見に行く際に同行させてもらい、外国人旅行者の目線で旅先 「京都」 の魅力と課題をお伝えします。

弊社では以前にも訪日個人旅行者に対して同行依頼をし、海外客の目線で旅先 「日本」 の課題を深層分析した実績がございます。同行調査の利点は、調査対象者のニーズを五感で理解することで深層分析ができることや、調査前提が覆ってもその場で個人客に対して臨機応変に質問できる柔軟性があることです。

弊社はインバウンドに関して様々な調査メニューを提供しております。インバウンド市場についての調査に興味がございましたら、以下のお問い合わせフォームより気軽にご連絡いただけますと幸いです。

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